
こんにちは、おゆきです。
私は産後酷い坐骨神経痛に悩まされました。しかも、産後すぐではなく四ヶ月ごろからじわじわとひどくなり、歩行困難にまで陥りました。
こんな状態で子供を連れて病院というのもなかなか難しく、ネットやYouTubeで坐骨神経痛に効くというストレッチを片っ端からやってみましたが、効果は感じられず状況は何も変わらずでした。
夫は家事にも協力的で家のことは問題なかったのですが、私自身いつまでこの痛みや歩行困難な状況が続くのか、子育てもままならない状況に悲観的な気持ちで毎日を過ごしていました。
それが、たまたまネットで見つけたとある方法で劇的に良くなり、一年経った今では余裕で走れるまでに回復しました。
その方法を紹介していこうと思います
もくじ
坐骨神経痛の症状
坐骨神経痛とは、病名ではなく症状のことを指します。何かしらの病気が元で「坐骨神経痛」が起こっているということになります。
まず、私が苦しめられた坐骨神経痛の症状をまとめてみます。
足の裏のしびれ

最初に違和感を感じたのは、足の裏でした。石か何かを常に踏んでいるような気持ち悪い感覚でした。
ほかの部位にも症状が出てきた頃から、足の裏全体で砂利を踏んでいるような感覚に変わっていきました。
靴を履いている感覚もなくなりました。
お尻の筋肉の痛み
坐骨神経痛の改善方法を調べると良く出てくる「梨状筋」が痛くなりました。
お尻の筋肉の奥の方がだるい上にズキズキと痛むんです。お風呂に入ってもほぐしても一向によくならず、痛すぎて痛み止めを飲むこともありました。
足全体に力が入らない
膝が抜けるような感覚があり、足全体に力が入らなくなりました。
これが1番厄介で、普通に歩いていても地に足がついている感覚がなく(足の裏もしびれて麻痺しているので)こけそうになります。
実際、リハビリを兼ねて外出した際、膝の力が突然抜けてへたりこんでしまったことも何回かありました。
家では一度座ると立ち上がるのに苦労しました。お風呂では手すりがないと危なくて湯船にも入れませんでした。
足全体の冷感
普通にしているとあまり気付かないんですが、足全体が内側から冷えた感じになり、お風呂に入ると水に足をつけているかのような不思議な感覚でした。
全く足があったまりませんでした。
原因は骨盤にあった

こんな状態では子育てもままならず、なんとかして改善するべく「産後 坐骨神経痛」で検索するも、なかなか有益な情報が得られませんでした。
どちらかというと、妊娠中の坐骨神経痛に特化した情報が多く、私のような産後に坐骨神経痛で苦しんでいる人ってもしかしてほとんどいないのでは?ととても孤独でした。
この症状が出てから、坐骨神経痛に効果的なストレッチを行ってきましたが何一つ状況は変わらなかったので、何かが間違っていると思い方向転換をし、産後ということで「骨盤」に特化した情報を探し出しました。
産後の骨盤ケアを怠った
実は、産後用の骨盤ベルトを購入していたにもかかわらず、一ヶ月もしないうちに面倒でつけるのをやめてしまっていたんです。
心のどこかで「骨盤ケアなんてしなくても平気。勝手に元どおりになる」とタカをくくっていたんですが、まさかあの時ケアを怠ったから今こんな状況になったのでは…と気がかりでした。
骨盤ケアをやってみた
骨盤ケアのストレッチを片っ端から調べていて、たまたま見つけたとあるカイロプラクティック院の整体師の先生が書かれた、「骨盤を締める方法」が私的に目からウロコで、考えを改めるきっかけとなりました。
それがこちらの、とあるカイロプラクティック院のホームページにpdfで載っていた冊子です。
整体師が教える 自宅でできる!産後の骨盤をキュッと締める方法
この中に、骨盤を歪ませる体操の例というのがありました。

なんと、「ストレッチ」「寝ながらの体操」はやってはいけないことだったんです。
…えええー!ダメなの?!めっちゃやってました私…ってだいぶショックを受けました。
どうやら、やってはいけないことをひたすらやっていたようです。
私はこの冊子に書いてあることを信じて実践してみることにしました。
たくさん歩くことが大事

この骨盤を締める方法を私が実践しようと思ったのは、冊子の中に「よく歩くこと」「柔らかいソファに座らないこと」などが書かれているんですが、実際冊子を読む前からリハビリがてら歩いた日は少し調子が良かったんですね。そして、柔らかいソファやベッドに座った後調子が悪くなることが多く、ここに書いてあることを信じてやれば治るかもしれないと思ったんです。
そして、全く行ったこともないし行ける距離にもない(私は関西住み、カイロプラクティック院は関東です)整体師の先生にメールで質問したところ、丁寧に返信があり、「骨盤に響くように踵を地面につけて歩いてください」とアドバイスをいただきました。
アドバイスを頂いてから、夫にベビーカーを押してもらい私が横を歩くという形で「たくさん歩く」ことを意識して頻繁に外出をしました。
自宅では、冊子にあった足踏み体操などを行い、なるべく柔らかいものに座らないように心がけました。
一ヶ月で変化が!
産後4ヶ月ごろから悪化した症状でしたが、5ヶ月ごろから歩くことを意識した生活を心がけ、6ヶ月ごろに仕事に復帰しました。
仕事を再開してからたくさん動くようになったせいか、みるみる良くなり、一年経った今では走れるまでに回復しました。
先生からアドバイスをいただきました
先日、あの時のお礼のメールをさせて頂いたところ、こんな返信をいただきました。
腰について、以下の事に気を付けていただければ、いい状態を保つことができます。
1.よく歩く。
2.重くなったり、痛みや張りがでた場合は、ベルトの下のお尻のあたりを冷やす。
3.同じ姿勢を長時間しない。座りっぱなし、台所での立ちっぱなしなど。
4.なるべく床やソファには座らない。ダイニングテーブルの椅子に座りましょう。
5.前かがみの姿勢で、腰を痛める場合が多いので、抱っこ等で持ち上げるときに注意しましょう。
先生、本当にありがとうございました。
お世話になったきむらカイロプラクティックさんのサイトです。
まとめ。
結局、産褥期を過ぎてもダラダラと過ごし、真冬で寒かったのもあり家に引きこもっていたのが骨盤を歪ませる原因となっていたみたいです。
もうあんな辛い経験はしたくないので、日々しっかり動いて自分の体と向き合っていきたいと思います。
また、この記事が私のように産後の坐骨神経痛に悩まされているお母さんの、少しでも手助けになればと思います。