
我が家は息子が生後4ヶ月の頃、”苦労して飲むおっぱいより、簡単にたくさん飲めるミルクの方がいい!“とおっぱい拒否を起こし混合から完ミ(完全ミルク育児)に切り替えました。
母乳育児推奨の今の世の中で、完ミってちょっと肩身がせまいなぁなんて思っていたんですが、思いのほか完ミはメリットが多かったので、完ミって結構いいよ!ということをお伝えしたいと思います。
完ミのための哺乳瓶の選び方はこちら

もくじ
完ミのメリットはこんなにあった
新生児の頃から、母乳が溢れるほど出るわけではなく、いつもミルクを足していました。
あまり母乳育児にこだわりはなかったので、いつ完ミに移行してもいいとは思っていたんですが、いざ完ミにするとこんなに楽になりました。
完ミのメリット 夜よく寝るようになった
ミルクは腹持ちがいいといいますが、ほんとに夜中よく寝るようになりました。
混合の時よりしっかり量を飲めるようになったからか、朝までぐっすりでとても楽になりました。
現在1歳4ヶ月ですが、完ミにしてから今まで一度も夜中に泣いて起きたことはありません。本当に助かっています。
完ミのメリット 飲んだ量が一目瞭然
母乳をどれだけ飲んでいるのかわからないのって、私的に地味にストレスでした。
母乳がちゃんと出てるのか出てないのか、飲めてるのか飲めてないのか…搾乳したら結構出るけど、でも飲めてるとは限らない。
そのあたりがとにかく不安で、しばらく搾乳したものを飲ませていましたが、搾乳するのも痛いし面倒だし…
ミルクにするとどれだけ飲めたのかが分かる上に、体重も順調に増えていったので気持ち的に安心感がありました。
完ミのメリット 夫に任せられる
うちの夫は育児にかなり積極的なので、お願いしたらミルクを飲ませてくれます。
おっぱいをあげている間は、寂しそうにしていた夫もミルクになると自分の番!だと張り切っていたので、夫婦で子育てできてとてもよかったです。
ちょっと外出したい時でも、夫にミルクを飲ませておいてもらえるので、早く帰らないと!と焦ることもありませんでした。
夫は離乳食は作りませんが、いまだにおやつやお茶など自分であげたがります。ミルクをあげることで、早くから育児参加できたからかなぁと思っています。
完ミのメリット 好きなものが食べられる
乳腺が詰まるから甘いものはダメ!アルコールもダメ!和食を心がけて!などなど、母乳育児は制限がたくさんで、食べたいものも我慢してとてもストレスでした。
でも乳腺詰まったらどうしよう!なんて心配しながら食べてもあんまりおいしくないんですよね。
好きなものを好きなだけ食べられるって、完ミ最高!です。
お酒も解禁

妊娠中から我慢し続けて、やっと飲めるようになった時は本当に嬉しかったです!
すごくお酒が好きなわけでも、毎晩晩酌していたわけでもありませんが、たまーに飲みたくなるお酒を我慢せず夫婦で楽しめるのは完ミの大きなメリットでした♪
完ミのデメリット
メリットがあればもちろんデメリットもあります。完母に慣れてしまうときっと完ミはひたすら面倒だとは思います。
完ミのデメリット ミルク代が高い

メーカーにもよりますが、我が家が1歳まで使っていた「ほほえみ」で1缶2,000円ほど。離乳食前の月齢だと、これが1週間でなくなります。
単純計算で月8千円〜1万円!かなりの出費になります。
ですが、離乳食が進むとミルクの量も次第に減っていき全く飲まなくなる子もでてくるので、数ヶ月の我慢です。
我が家は1歳4ヶ月現在、写真のフォローアップミルク「ステップ」を1歳過ぎから愛用していて、月に1缶〜1.5缶なくなります。
一時期に比べるとだいぶミルク代もかからなくなってきました♪
ちなみに、フォローアップミルクは価格が少し安くなり、「ステップ」だと1缶1,700円前後で購入できます。
完ミのデメリット 消毒が面倒
飲み終わったら、洗って消毒して…この手間は、完母に比べるとやはり面倒です。
消毒自体いろんな種類があり、浸けておくだけのものやレンジに入れるだけのものもありますが、3、4時間ごとにミルクを飲む時期はすぐに消毒しておかないと、子供がお腹すかせた時に消毒済みの哺乳瓶がない!!
なんてあたふたすることも多々でてきます。
オススメの消毒方法はこちらの記事で紹介しています。

ただ、消毒は離乳食が始まるまででいいので消毒が必要な期間は一瞬ですよ!
完ミのデメリット 荷物がかさばる
今は、キューブのミルクという画期的なミルクがあるので、ミルクを小分けにして持ち歩く必要はなくなり便利になりましたが、それでもお湯、哺乳瓶とカバンに入れると結構かさばります。
ただでさえ外出時は荷物が多くなるので、なんとかして荷物を減らしたいのが本音です。
今はキューブタイプより少し割高になりますが「液体ミルク」という画期的なものが販売されているので、荷物を減らしたいならこちらを使うのもオススメです♪
完ミのメリットをうまく取り入れて楽しい育児ライフを!
長々と完ミのメリット、デメリットを書いてみましたが、個人的にはメリットがめちゃくちゃ大きかったです。
おっぱい拒否された時は、正直ショボーンとなりましたし、母親の存在意義が…って少しへこみましたが。
まぁ、結局のところ子供が元気に大きくなってくれれば、母乳でもミルクでもなんでもいいんです!
ミルク大好きな息子が健やかに育ってくれることを願うばかりです。
おゆきさんへ。
はじめまして。私は生後4カ月と半月の息子の新米ママです。ちょーど1週間ほど前に、ウチの子もおっぱい拒否を起こしました。新生児の頃は毎回母乳にミルクを足し、3カ月頃に母乳は2回に1回、最近では朝1回目と夜寝る前だけ、となんとなく母乳を飲ませる機会が減ってきていました。それでもこのまま混合で育児を終えたいと思っていたら、今ではおっぱいを全力で拒否!(;ω;)すごく傷ついたし、今でもあきらめきれなくて搾乳してミルクに混ぜています。でも完ミになるのは時間の問題。落ち込みそうな時に、おゆきさんの記事をみるようにしています。すごく助かっています。記事を書いて下さり、ありがとうございます。
新米たぬきママさん、コメントありがとうございます!
おっぱい拒否の時期が息子と同じですね。私もその時期落ち込みましたよ〜…新米たぬきママさんと同じく、私も混合のまま育児を終わらせるつもりだったんです。
なので、突然の拒否にショックで。そのあとちょっとムキになっておっぱい飲ませたりしてたんですが、それで拒否されるとさらに自分の傷口を広げるだけなので、自分のためにもスッパリ諦めました。
早くにおっぱいをやめてしまって免疫のこととかも心配してましたが、息子は半年から保育園に通っていますが、ほとんど大きな病気ももらってくることなく(一度ロタにはかかりました)元気に1年が過ぎようとしています。
インフルや手足口病なども全部回避するくらい健康優良児です(笑)
あと、おっぱいに依存してしまうとなかなか離乳食が進まなかったりする子が多いので、新米たぬきママさんのお子さんがモリモリご飯を食べる子になってくれたらいいなぁと思います。
コメント、励みになります!ありがとうございました!