
私は生まれも育ちも京都なんですが、日本の三大祭りの1つ、祇園祭については全く無知のまま育ちました。
ですが、毎年祇園祭で賑わう四条河原町界隈でアパレル店員として働いていた頃、来店されたお客様に「君ら独身?素敵な出会いが欲しいとか結婚したいとかもし思っているんやったらもうすぐ祇園祭やし、保昌山のお守りとちまきがオススメやで。」と言われたんです。
そして、「前に、このことを教えてあげたお店の子は、そのあと4人全員が結婚して寿退社したんやで」と…
まさに婚活を始めたばかりだった私は、「保昌山」が気になって気になって…
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とゆーか、保昌山って何?まずそこからですね。
保昌山ってなんだ?!
保昌山(ほうしょうやま)は、祇園祭の山鉾のことです。
祇園祭にはご利益の異なる様々なお守りやちまきが売られていますが、縁結び関連は数が少ない上に保昌山は特に人気が高いので、毎年早々に完売することもあるそうです。早めのゲットをオススメします。
ちなみに、祇園祭自体は7月いっぱいなんですが、ちまきやお守りの販売は宵山のみとなっていて、公式では7月13日18時〜ちまき販売、14日18時〜会所公開となっています。
1年でこの時期しか購入できないので、かなりレアアイテムとなっています。
保昌山の場所は?

高辻通から東洞院通まで歩き、南へ50メートルほどの所に保昌山があります。
祇園祭といえば堀川通から烏丸通あたりまでたくさんの鉾がありその近辺は大賑わいなんですが、保昌山は1番南東の少し外れた所にポツンとあります。

少し外れた場所にあるにも関わらず、人気が高いのはやはり「縁結び」のおかげですね。
保昌山の縁結びの由来
保昌山は、平安時代の貴族平井保昌と、和泉式部の恋物語を題材とした山です。
恋多き女性と言われていた和泉式部に好意を寄せていた平井保昌は、「私のことが好きなら、御所の紫宸殿(天皇のいる場所)の紅梅を折って持って帰ってきて欲しい」という和泉式部の無茶振りに応えるべく御所の紫宸殿に忍び込みます。
そして、紅梅の枝を折りますが警護の武士に見つかり矢を放たれてしまいます。
命からがらなんとか逃げ帰った保昌は、和泉式部に紅梅の枝をプレゼント。和泉式部は、彼の命がけの行動に心を打たれのちに夫婦となります。
この言い伝えが「縁結び」の由来となっています。
ちなみに、以前は「花盗人山」と呼ばれていたそうです。
これがちまきとお守り

縁結びの由来となったお話に出てくる梅の花があしらわれていて可愛いです。
ちまきといっても食べるものではなく、飾るものなので、私は部屋に飾っていました。そして、飾る時に少し工夫をしました。
ちまきを飾る時に風水を取り入れてみた
とある巨大掲示板で絶賛されていた、掃除と風水を取り入れた本「ガラクタ捨てれば自分が見える」が私は大のお気に入りで、これを読んで掃除と風水を取り入れてから、色々いい事が続いたのでいろんな人にオススメしています。

この中に、部屋を9分割して恋愛の場所にピンクのものを置くといいと書いてあり、絶賛婚活中だった私は保昌山のちまきとお守りの力を最大限に発揮させるべく、風水の力を借りてみました。本に書いてある通り恋愛の場所にピンクの布を敷き、ちまきとお守りを飾りました。
ここでいう恋愛の場所というのは

部屋や家の入り口を入って右奥になります。詳しくは本を読んでくださいね。
掃除のモチベーションが上がるオススメの本です。
ご利益はめっちゃありました!
保昌山のおかげなのか、風水のおかげなのか、はたまた相乗効果なのか…このちまきとお守りを飾った1年後に婚活で今の夫と出会い結婚、その後子供にも恵まれています。
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同じ時期にちまきとお守りを手に入れた職場のスタッフや友人も5人中4人が2年以内に結婚しました。
というわけで、結論はおそるべし保昌山!!です。
先述しましたがちまきやお守りは宵山の時期しか販売しておらず、1年にたった3日しか販売されません。ぜひぜひ、今年はゲットして下さいね!