今回は、歯並びのお話です。私自身歯並びが悪く、コンプレックスとまではいきませんが歯が磨きにくくて苦労しているので、息子は出来るだけ歯並びをよくしてあげたいと思っています。
そこで歯医者さんに、子供の歯並びをよくするにはどうすればいいのか聞いてみたところ、「食事の取り方が大切」との回答が。
早速歯医者さんに教えていただいた「歯並びを良くする食事の取り方」を紹介していきますね。
もくじ
今から気をつけるポイントは7つ
1歳前後から始めると効果的だそうです。もう遅いかも…と思わず、今からでもやれることをやっていくことが大事です。
①真正面から食べさせる
子供が横を向いた状態で食べさせると、顎がずれ噛み合わせがわるくなる原因になります。
また、片側だけで咀嚼する悪いクセがついてしまうこともあるので、正面から食べさせ左右両方の奥歯でしっかりバランスよく噛むというクセをつけるのが大切です。
②食器は手で持ち、姿勢良く食べる
食器をテーブルに置いたまま食べると、頭が下を向いてしまいます。そうすると、口があまり開かずしっかりとご飯を噛むことができなくなります。
食器を手で持ち姿勢良く前を向いて食べることで、顎の可動域が広がり奥までしっかり噛むことができます。これが、のちのち子供の姿勢にも関わってくるそうです。
姿勢を良くすることは、顎の発達等にすごく重要なので、早めから慣れさせておいた方がベター。大人になってからはなかなか修正できません。
③足はしっかり床や台につけて食べさせる

たくさん噛むことで顎の骨が成長し、歯並びが良くなっていきます。その「噛む」能力が、足の裏が床についていない場合なんと15%も低くなるという研究結果があります。
足置きの高さが変えられない椅子の場合、本などで高さを出して蹴られないように固定してみてもいいですね。
④スプーンを口の奥に入れない

食べさせる時にスプーンを口の奥に入れないようにしてください。と言われましたが、最初はピンときませんでした。
要するに、子供がしっかり口を大きく開けて、自分の上唇の筋肉を使ってスプーンから食べ物を取ることが大切なんだそう。
これができないと、顔の周りの筋肉が発達せず、鼻呼吸ができなくなり常に口が開いてしまい口呼吸になってしまいます。
口呼吸になると、舌で食べ物を前歯に押し付けながら食べる癖がつき、歯並びや顔の筋肉に影響が出てくるんだとか。
また、風邪をひきやすくなったり睡眠の質が低下したり、口臭の原因にもなるので、口呼吸は百害あって一利なし!早めに改善を心がけた方がよさそうです。
⑤飲み物は食事の前後に
食事中に水分を取ると、食べ物をしっかり噛まずに流し込んでしまうので、食卓に飲み物を置くことをやめましょう。
昭和の時代は、食卓に飲み物を置かないのが常識だったんだとか。
⑥哺乳瓶は早めにやめる

保育園でも、1歳を過ぎたらミルクはコップかストローであげて下さいと言われました。
なんで??と思っていたんですが、要はおしゃぶりと同じで、哺乳瓶の吸い口を前歯に押し当てて吸うので歯並びに影響しやすいということなんですね。
我が家の1歳4ヶ月の息子は、今だに哺乳瓶でミルクを飲ませてしまっているので、やめさせなければと思っていますが、すんなり受け入れてくれるか心配です。。。
⑦前歯を使って噛み切る食事を
食べやすい一口大サイズばかりの食事ではなく、しっかり自身の前歯で噛み切り奥歯ですりつぶして食べることが「噛む力」を鍛えることになります。
できることから少しずつ習慣化しよう
正直、知らないことが多くかなり勉強になりました。そして、全然できていないことに反省しました…
歯医者さんじゃないと教えてくれなかったことなので、これを読んだお母さんは早め早めに少しずつでも実践してぜひ習慣化していって下さいね!