こそだて

発達検査を2歳で受けてきた。その内容を徹底レポート!どんなことをするの?どんな子が受けるの?

発達検査の内容 アイキャッチ

産まれてから2歳までの間、寝返りやハイハイ、つかまり立ちや歩行全てにおいて平均よりかなり遅かったとっても慎重派な我が息子。

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2歳になっても全く発語がないため、小児科医の勧めで臨床心理士さんによる発達検査を受けることになりました。

発達検査ってみんながみんな受けるわけではないものなので、謎の部分が多いと思います。でも、ちょっと知りたくないですか?今回はそんな謎のベールに包まれた発達検査(2歳児バージョン)の体験レポートです。

この記事では

  • 発達検査ってそもそも何?
  • どんな子が発達検査を受けるの?
  • 発達検査でどんなことをするの?
  • 発達検査は受けたほうがいい?

という疑問にお答えしていきますよ!

発達検査とはそもそもなんなのか

ウィキペディアによると

発達検査(はったつけんさ)とは、主に乳幼児や小学生の発達の度合いを調べ、養育に役立てるための検査である。知能検査、性格検査などとともに、心理検査の一種である。

とあります。

様々なものを使って今子供がどのくらいの発達段階にいるのかを理解し、子供が成長して行く際に生きづらくならないように、そして親が感じている育てにくさの手助けをするための第一歩となる検査なんです。

特に乳幼児は、小学校に難なく馴染めるように、気になったら早めに発達検査を受け、診断が出たらすぐに療育を受けると効果的だと言われています。

発達検査を受ける目安

ちょっとしたことで、うちの子他の子と違う?と不安になるのが親というもの。

子供には個性があり、一概にこういう行動をよくするから発達障害!とは言えませんが、一般的にこういった行動が見られる場合、発達障害などを疑われることがあります。

  • こだわりが強い
  • 音や光に過敏
  • 落ち着きがない
  • かんしゃくの度合いが激しい
  • 衝動的な行動が多い
  • 集中力がない
  • 気持ちの切り替えができない
  • 話さない

などなど。

ただ、これってどれも子供あるあるでもあります。うちの子だっていっぱい当てはまりますし、どの子も2つや3つは当てはまるはず。

じゃあ発達検査を受ける目安ってどうやって決めたらいいの?

というところなんですが、臨床心理士さん曰く

臨床心理士さん
臨床心理士さん
親が育てにくさを感じていたり、保育園や幼稚園から発達の指摘があった時が発達検査を受ける1つの目安となります。

とのことでした。

普段子供と密に接している親や、保育のプロが感じる違和感はあなどれません。気になったら発達検査受けてみようかな?と検討してみて下さい。

2歳児の発達検査はこんなことをしました

年齢によってやることも変わってくるとは思いますが、今回は発語のない2歳児を対象にした発達検査となります。

事前に問診票が渡されました

発達検査の問診票

問診票というか、質問用の冊子ですね。中は8ページに渡り「できる、できない」のチェックをする仕様になっています。

今回渡された冊子は「乳幼児精神発達質問紙」といって、大日本図書から発行されている発達検査の冊子になります。病院によって扱う検査用紙は異なるようです。

冊子の中は大きく5項目に分かれている

中を開くと8ページが下記の5項目に分かれていて、それぞれ細かい質問が載っています。

1.運動
2.探索、操作
3.社会
4.食事、排泄、生活習慣
5.理解、言語

細かい質問を全ては書けないので、それぞれ一部を取り上げてみます。

1.運動

その名の通り運動面に関する質問です。

椅子の上から床に降りられるか、2.3歩1人で歩けるか、階段を登れるか、つま先で歩くか、両足でぴょんぴょんと飛ぶか、三輪車に乗って漕ぐかなど全29項目。

2.探索、操作

手指の操作や、見立て遊びができるかなどの質問です。

鉛筆でめちゃくちゃ描きができるか、丸をかけるか、積み木を2.3個詰めるか、なんでも自動車に見立てて押して歩くか、乗り物ごっこやままごとをよくするかなど全26項目。

3.社会

社会性に関する質問です。

親の顔を伺いながらいたずらをする、幼い子供を見ると触りに行く、おもちゃを取り合う、友達と手をつなげるか、子供同士で遊べるかなど全24項目。

4.食事、排泄、生活習慣

日常生活で、どれだけできることができるかの質問です。

自分でスプーンを持ってすくって食べようとするか、食べ物以外は口にしない、自分の排泄物に興味を持って見る、帽子をひとりでかぶるなど全38項目。

これらは、検査前日に記入して当日検査の時に臨床心理士さんに渡しました。検査の合間に質問用紙を見ながら詳しく質問されるといった感じで使われていました。

発達検査、実際に受けた内容を公開

検査場所は総合病院の「神経科」の一室でした。

名前が呼ばれ、私が扉を開けると床にマットが敷かれていて低いテーブルがありました。

テーブル横には検査に使うであろう道具が箱に入っていて息子はおもちゃが入っていると思ったのか、扉を開けると嬉しそうに中に入り私が靴を脱がせてテーブルの前に座りました。

実は、後から知ったんですがここからもう検査が始まっていました。

臨床心理士さん
臨床心理士さん
頑なに入るのを嫌がる子もいます。入室時は知らない場所でも場所見知りしないかどうかなどを見ていますよ。

当日の検査内容は9項目ありました

それぞれ覚えている限りで解説も入れて紹介していきますね。

10個の積み木を積めるか

小さな立方体の積み木を10個渡されました。これを10個積めるかというテストでした。

8個くらい積めれば合格ラインというお話がありました。

型はめができるか

丸、三角、四角の簡単な型はめと、円柱、大きな四角の側面、小さな四角の型はめの2種類がありました。

円柱や四角の側面などは型をぐるぐる動かして、はまる所を探さないといけないのでなかなか難易度高めでした。

3つのカップを重ねて1つにできるか

型はめに悩む子供

カップの大きさを考えて3つを綺麗に重ねられるか、間違ってもやり直せるか。というテストでした。

普段からやってないと難しいかも…?

紙に鉛筆でなぐり書きができるか

これは、そのままです。鉛筆でグリグリとなぐり書きができるか見られました。

たったこれだけのテストでもいろいろわかるそうです。

臨床心理士さん
臨床心理士さん
鉛筆が書くものという理解が出来ているか。また、指示通りのことが出来るか。鉛筆の持ち方はどうか、筆圧はどうかなどを見ていますよ。

丸をかいて、ぐるぐると渦をかけるか

丸を描くというのは難易度が高い動作らしく、自分が描いたものを目で追って描けるようになる2歳ごろからやっと描き始めと終わりがくっついた丸を描けるようになるんだとか。

丸ひとつだけでも今の発達段階がわかるってすごい…

人形はどっちかわかるか

赤と青のカップを逆さにして、その中に小さな人形をポイっと入れます。

さぁ、人形はどっちに入ってる?というテストです。

たまにカップを入れ替えたりしてちゃんと人形が入った方のカップを目で追えてるかをチェックされていました。

どれかな?絵を見てわかるか

犬やハサミ、車などの絵が描いてあり、ブーブーはどれ?わんわんはどれ?などと聞かれます。

でも、我が家はハサミとかまだ見せたこともなかったのでハサミどれ?と聞かれても息子は戸惑ってしまいちょっと困ってしまいました。

鏡を見せて鏡の中の自分に笑いかけるか

そのままです。鏡の中の自分に笑いかけるかどうかのチェックがありました。

鏡に映っているのは自分だと認識できているかどうか確認しています。

一般的に鏡の中の自分を認識し出すのは生後6ヶ月頃から1歳半頃だと言われています。

トンネルを通った車がどこから出てくるか予測できるか

トンネルを眺める子供

いなくなった車がどこから出てくるか、先を予想して視線で追えるかどうかをチェックされていました。

臨床心理士さん
臨床心理士さん
全体を通して、臨床心理士の指示に対して、きちんと理解出来ているか、発語がない場合だとどれくらい理解しているのかなども見ています。

検査の最中も色々見られていました

検査自体はトータルで1時間ほどで終わりました。
その検査の最中に、質問冊子の回答から色々質問されたり子供がグズグズし出した時に、親があやしたり、臨床心理士さんが別のおもちゃを出してきて渡してみたりするとどれくらいで落ち着くか、気持ちの切り替えの早さなども見られていました。

なかなか切り替えができない子も多いそうで、そういう子は療育で気持ちの切り替え方なども教えてもらえるというお話もありました。

後日フィードバックがありました

数日後にフィードバックがあり、臨床心理士さんから担当の小児科医に検査結果が送られてきたものを見せていただきました。

これは扱っている検査方法によって結果の出し方も異なるみたいですが、息子が受けた検査は点数式で何点までが○歳程度の発達具合です。といった感じで先生からお話がありました。

ただ、これはこの日の子供の状態にもよるので、子供が途中で検査が嫌になり泣き出したりして検査が中断してしまったり最後までできなかった場合、どうしても点数は低くなってしまいます。なので、この結果が全てではありませんとも言われました。

おゆき
おゆき
やっぱりプロでも、子供の発達具合を客観的に見るのって難しいのね…

心配なら発達検査を受けてみるのもアリ

結局、我が家の息子はこの検査で、発語に関する発達のみ1歳遅れと言われてしまいましたが、この検査から半年後臨床心理士さんのアドバイスを参考に色々試した結果、発語が見られどんどん話し出すようになりました。

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検査を受ける前は、発達検査?!そんな大げさなーとか必要なの?とか思ってましたが、受けてみると息子の意外な一面を知れたり、こういうところはこの子の良いところなのか!と気付けたり、プロからのアドバイスもいただけて良いことづくしで受けてよかったなぁと感じています。

今子供の発達で悩んでる親御さんも、気になることがあったらぜひ市や区の身近な保健師さんに相談して、発達検査受けてみて下さい。

療育に行くかどうかはそこで相談させてもらえますし、紹介もしてもらえます。

悩む前に行動!受けてみて初めてわかることもたくさんありますよ!

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